MATERIAL

素材を知ると、 モノへの愛着がもっと深まる。
素材から考え直すことが、 より良い未来につながる。

私たちは、そう信じています。

LIMEX Sheet

LIMEX(ライメックス)は、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。 日本で生まれたLIMEXは、石灰石を主原料にプラスチックや紙の代替製品を成形すること、またリサイクルも可能です。

外部環境 01

2050年までに、世界人口の約51%※1が高い水リスクに陥る可能性があります。

外部環境 02

2015年対比で、2030年には約1.3倍、2050年には約1.7倍に、世界の紙の消費量は、増加する見込みです※2

環境貢献

・名刺100枚を紙製からLIMEX製に変えることで、製造時において水使用量を約10L削減することができます。
・紙に比べ、製造時に木材パルプを一切使用せず、水もほぼ使う必要がありません。
・水や森林をほぼ使用せずに紙代替製品を製造できるため、製造時に地理的な条件や立地制約を受けにくい特徴もあります。

LIMEX Pellet

LIMEX(ライメックス)は、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。 日本で生まれたLIMEXは、石灰石を主原料にプラスチックの代替製品を成形すること、またリサイクルも可能です。

外部環境 01

年間約800万トン、累計約1.5億トンのプラスチックが海に流出。その結果、2050年には海においては魚よりもプラスチックが多くなると予測されています。※3

外部環境 02

新興国等の人口増加・経済成長により、世界のプラスチック生産量は、2018年対比で2030年に約1.5倍、2050年には約3.1倍まで生産量は増加すると予測されています。※4

環境貢献

・LIMEXの主原料である石灰石は世界中に豊富に存在し、資源に乏しい日本でも240億トン※5が埋蔵されており、枯渇リスクが非常に低い自給自足できる資源です。
・資源の地産地消を行うことでコンパクトなサプライチェーンが構築でき、環境負荷を低減することが可能です。
・LIMEXの主原料である石灰石は石油由来プラスチックと比べて、原料調達時のCO2排出量は約50分の1、焼却時のCO2排出量は約58%※6少ない素材です。石油由来プラスチックからLIMEXにすることで、地球温暖化の要因となる温室効果ガス排出量を抑制する効果があります。

PlaX Fiber

PlaX Fiber(プラックスファイバー)は、人に優しく、地球の環境問題への貢献にも繋がる新素材。原料であるポリ乳酸は、素材自体が弱酸性で抗菌。お肌が敏感な方にも安心しておすすめできる素材です。

外部環境

・日本で消費されたコットンの生産による水の消費量は約9967㎥※7であり、25mプールの約16倍もの水量になります。
・繊維産業は世界の温室効果ガス排出量の約10%を占めており、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局によると、航空業界と海運業界の合計を上回るエネルギーを使用しています。繊維業界が及ぼす影響は、世界規模の炭素排出に限られません。業界は全世界の廃水の約20%を生み、しかも繊維素材のほとんどは再利用可能であるにもかかわらず、その85%は最終的に埋め立て産業または焼却処分されているからです。※8
・経済産業省製造産業局繊維課によると、日本では不要となった衣料品が毎年約100万トン以上廃棄され、その9割が埋め立てまたは焼却処分されています。

環境貢献

・ポリ乳酸は植物由来なので、有限資源である石油を原料としていません。
・トウモロコシやサトウキビ等、植物由来の原材料を使用しているため、燃やしても大気中のCO2を増やしません。(カーボンニュートラル)
・使用後には、一定の環境で水と二酸化炭素に分解できる生分解性の素材です。

ポリ乳酸 (プラスチック代替)

ポリ乳酸は、人に優しく、地球の環境問題への貢献にも繋がる新素材。生分解性があり、使用後には、一定の環境で水と二酸化炭素に分解できる素材です。

外部環境

人口増加・経済成長により、世界のプラスチック生産量は2018年対比で2030年に約1.5倍、2050年には約3.1倍まで増加すると言われています。その一方で、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを宣言している国は123ヶ国にのぼり、温室効果ガス排出量の大幅な削減が必要となっています。※4

環境貢献

通常のマスクの原料は、石油由来プラスチックであるポリプロピレン(PP)です。このPP製マスクを毎日使い捨てした場合と、ポリ乳酸 でつくられた洗って何度も使用可能なBio Faceを繰り返し使用した場合を比較すると、石油由来プラスチックの使用量と温室効果ガス排出量をともに約95%削減することが可能です。※9

生分解性プラスチック

生分解性プラスチックは、自然界に存在する微生物などの働きで、最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチック。植物由来の原料を使う生分解性プラスチックと、石油由来の原料を使う生分解性プラスチックがあります。

外部環境

新興国等の人口増加・経済成長により、世界のプラスチック生産量は、2018年対比で2030年に約1.5倍、2050年には約3.1倍まで生産量は増加すると予測されています。※4

環境貢献

・生分解性プラスチックは、微生物の働きにより分子レベルまで分解され、最終的には二酸化炭素と水に分解される性質を持っています。 特に非耐久消費財(漁具や農業フィルム等)に用いることで、環境負荷や廃棄物発生を低下できる素材です。
・生分解性プラスチックは便利で快適な暮らしと環境配慮の両立が目指せる素材ですが、その流通量はプラスチック全体のわずか0.02%程度です。※10

modo-cell™

modo-cell™(モドセル)は、プラスチック等の化合物を一切使わず、竹粉やコーヒーの残滓などの植物繊維粉末を材料とした生分解性の植物原料素材です。

外部環境

日本人は1週間あたり平均10.62杯※11のコーヒーを飲用しています。(2018年度調査) その多くは輸入した豆を国内で抽出したもので、コーヒーかすの年間廃棄量は約 90 万トンといわれています。※12

環境貢献

身近な飲み物であるコーヒーをつくる過程で生じるコーヒーかすもアイデアや技術によってアップサイクルすることができます。資源に新しい価値を与え、素材として活用する取組みを進めることは、未来により多くの選択肢を残すことにつながります。

リサイクルPET

使用済みPETボトルや回収されたPET製の透明容器などをリサイクルした再生原料。 PETボトルを再度つくることも可能ですが、PETボトルとは異なる用途のいろいろな製品をつくることも増えてきています。

外部環境

日本のPETボトルリサイクル率は約85.8%で、欧州の約39.6%、アメリカの約19.7%と比べ、高い水準です。※13

環境貢献

再生PETは、卵パック等の食品トレイ、自動車や鉄道の内装材、フリース等の衣類繊維等幅広い分野で再生利用されており、再生しやすいようPETボトルの多くは透明のつくりになっています。

リサイクルコルク

ホテルやレストラン、その他施設にて毎日排出されるたくさんのコルク栓を、回収し、コルク資源として再生しています。日本国内で使用されているコルクはほとんど輸入に頼っています。

外部環境

東京都では年間約9,650万個※14のワイン用天然コルクが使われていますが、そのまま廃棄される場合がほとんどです。

環境貢献

アイデアや技術によってアップサイクルすることがもっと広まれば、使わなくなったものや使えなくなったものが資源として再利用される可能性も増えます。

木材アップサイクル

「アップサイクル」とは、使用済みで廃棄されてしまう製品、素材を活用し、価値を高めて再び製品として新しい用途で使うこと。廃棄される予定の木材、もしくは木材を使った製品を家具などで再活用できます。

外部環境

国連食糧農業機関によると、2010年~2020年の間、毎年474万haの森林が失われてました。これは約1.8年間で北海道とほぼ同じ面積の森林が失われる計算です。※15

環境貢献

新しい木を伐らずに家具を生産することを目指し、製品に生まれ変わります。 廃材でも最高級材として知られるチーク材が多く含まれることに注目し、その堅牢な特徴を活かすことで、再利用しても家具として申し分のない質を保つことができています。

衣服アップサイクル

「アップサイクル」とは、使用済みで廃棄されてしまう製品、素材を活用し、価値を高めて再び製品として新しい用途で使うこと。廃棄される衣類をバッグやアクセサリーなどの生地として再活用できます。

外部環境

日本で処分される衣服の量は、年間約77万トン。このうち約63%は焼却・埋立処分されています。毎日大型トラック約130台分※16の衣服が焼却・埋め立てされている状況です。大量の衣服を処理するために運搬・焼却などを行うことで環境負荷が生じており、現状を変えていく必要があります。

環境貢献

アイデアや技術によってアップサイクルすることがもっと広まれば、使わなくなったものや使えなくなったものが資源として再利用される可能性も増えます。

注釈

※1 WWF, Water Risk Filter Brief  https://wwfeu.awsassets.panda.org/downloads/wwf_wrf_brief_scenarios_hr.pdf
※2 Union of Concerned Scientists 2014, Planting for the Future https://www.ucsusa.org/sites/default/files/attach/2014/10/planting-for-the-future.pdf
※3 Ellen Macarthur Foundation, The New Plastics Economy: Rethinking the future of plastics & catalysing action https://ellenmacarthurfoundation.org/the-new-plastics-economy-rethinking-the-future-of-plastics-and-catalysing
※4 Plastics Europe, Plastics – the Facts 2019, World Economic Forum, The New Plastics Economy: Rethinking the future of plastics http://www3.weforum.org/docs/WEF_The_New_Plastics_Economy.pdf
※5 経済産業省 資源エネルギー庁, 平成21年度 埋蔵鉱量統計調査結果
※6 自社調べ, ポリプロピレン・ポリエチレンの燃焼時のCO2排出量:一般社団法人プラスチック循環利用協会『プラスチック製容器包装再商品化手法およびエネルギーリカバリーの環境負荷評価(LCA)』, 石灰石:炭酸カルシウム(CaCO3)100%と想定し、化学反応式より算定(ポリプロピレン1kg分の体積を想定)、ライフサイクルインベントリ、LCIデータベース IDEA version 2.3,(国立研究開発法人産業技術総合研究所安全科学研究部門社会とLCA研究グループ、一般社団法人サスティナブル経営推進機構)、LIME2
※7 自社調べ, コットン1kgの生産に必要な水の量:WWF, 日本で消費された繊維製品の生産によるウォーターフットプリント(グリーンウォーターとブルーウォーターの合計)、25mプールの容量:25m×12.5m×1.35m=421.875㎥
※8  United Nations Climate Change, UN Helps Fashion Industry Shift to Low Carbon https://unfccc.int/news/un-helps-fashion-industry-shift-to-low-carbon
※9 自社調べ, ライフサイクルインベントリ、LCIデータベース IDEA version 2.3,(国立研究開発法人産業技術総合研究所安全科学研究部門社会とLCA研究グループ、一般社団法人サスティナブル経営推進機構)、LIME。算定条件やデータ取得状況によって算定結果の数値が変更となる場合があります。
※10 自社調べ, 日本国内の年間樹脂生産量(2019年):一般社団法人プラスチック循環利用協会, プラスチックリサイクルの基礎知識2021、日本国内の生分解性プラスチック出荷量(2017年):日本バイオプラスチック協会, バイオプラスチック概況
※11 株式会社サティスファクトリー, サステイナブルレポート No. 79 https://www.sfinter.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/Sreport-no79.pdf
※12 石塚杏奈, 食品廃棄物の農業利用の可能性について:コーヒー粕抽出液がコマツナの生育に及ぼす影響 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsas/29/0/29_29102/_pdf
※13 PETボトルリサイクル推進協議会, 日米欧のリサイクル状況比較 https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/comparison.html
※14 自社調べ, 東京都のワイン消費量:国税庁, 令和元年度分 酒税課税関係等状況表, ワインボトルに用いられる天然コルクの割合:喜多常夫, 酒うつわ研究 2006 年 11月号
※15 FAO, THE STATE OF THE WORLD’S FORESTS http://www.fao.org/3/ca8642en/CA8642EN.pdf
※16 環境省, サステイナブルファッションhttps://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/